トップへ » 症例のご紹介 » 歯周病治療の症例 » ひどい歯周病の治療5 <抜歯・手術・噛み合せ治療を併用> 50代 男性

ひどい歯周病の治療5 <抜歯・手術・噛み合せ治療を併用> 50代 男性

初診時 H20年8月
症例
この方の歯周病は特別です。垂直性の骨欠損があるタイプの歯周病です。

歯周病は、歯茎と歯の間の歯周ポケットが化膿し、歯を植えている歯槽骨が溶ける病気です。
歯槽骨が溶ける事を、骨吸収と呼びます。骨吸収には、2通りあります。水平性と垂直性です。骨吸収でなくなった歯槽骨の部分を、骨欠損と呼びます。

この方の歯周ポケットは、垂直性の骨吸収が多いのです。ある一部分だけ、とても深い歯周ポケットがあるというタイプです。

深い歯周ポケットがあるのは、主に犬歯と一番奥の臼歯である事がわかります。ある一定の歯に集中している歯周病の原因は、噛み合わせの力ではないかと思われます。
夜中の歯ぎしりも関係しているかもしれません。

24番はすでにグラグラでしたから、抜歯になっています。

長期的に歯を持たせるにはどうしたらよいか考えながら、治療の進み具合を見ながら、患者さんと相談しながら治療を進めていきます。
次へ

7年1か月後 H27年9月 メンテナンス中
症例
左6番から右6番まで、噛む場所を作る事ができました。これで、お食事に困る事はないと思います。
噛み合わせの調整も行い、一応、食べ物を噛む場合には、安定した力で行えるようになったと思います。

この方の10mmや12mmの歯周ポケットがある歯周病は、通常の歯周治療や手術では、治りませんでした。歯茎から膿が出て(排膿)、歯周病の改善が見られないのです。
歯周ポケットからの排膿を、そのままにしておくと、内部では骨が溶け、隣の歯の骨まで溶かされてしまい、隣の歯まで存続が危うくなります。
そのため、ある時期、思い切って、歯周病の連続を断ち切る必要があります。
患者さんとよく相談し、歯周病を終わらせる、思い切った治療を行うことになりました。よい歯だけを残し、その歯を使って、噛み合わせを作っていくという、大掛かりな治療です。

幸い、治療は成功し、健康な歯茎を取り戻し、7年が経過しています。

大きな決断をして、本当に良かったですね!長期の治療も、本当に頑張られました。お疲れさまでした!
メンテナンスして、歯を長持ちさせましょうね。



トップへ » 症例のご紹介 » 歯周病治療の症例 » ひどい歯周病の治療5 <抜歯・手術・噛み合せ治療を併用> 50代 男性


コールバック予約

Page Top