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麻酔で気分が悪くなったり、血の気が引いたりするんですが・・・。

同様な症状に、以下のようなものがあります。

救急処置が必要な病態から、しばらくすれば自然に回復する症状まで様々です。以前、歯科治療で何か異変を感じたことがあれば、あらかじめ教えて頂きたいのです。また、治療中に異変を感じた時も、すぐ教えて頂きたいのです。

麻酔薬のトラブル
1.アレルギー キシロカイン、防腐剤
2.血管収縮剤の作用
3.中毒
4.過換気症候群
5.迷走神経反射VVR
6.その他

ここでは、迷走神経反射VVRについてご説明します
症状は、脈が遅くなり、皮膚が冷たくなる、冷汗が出る、吐き気がする、気分が悪い、目の前が真っ暗になるなどです。

失神してしまうと、神経起因性失神NMS(情動失神)と呼ばれます。

恐怖や痛みで、迷走神経が必要以上に刺激されると、末梢の血管が拡張して血圧が下がり、脈拍が遅くなります。脳に向かう血液が減り、気分が悪くなったり、顔面蒼白になったり、意識がもうろうとなったり、失神して倒れてしまったりするのです。

病院で採血をする時、恐怖や痛みで血の気が引くという感じで、ひどい時には失神する方もおられますね。

採血時の失神発作は、採血の合併症の中で最も多く、採血開始5分以内にほとんどが発生し、軽症重症合わせて0.79%の頻度だそうです。

出典はoisha.livedoor.biz/archives/51130065.html (先頭にhttp://を付けてください)

同様な事が、耳鼻科や歯科領域でもあり、三叉・迷走神経反射と言われています。鼻副鼻腔手術後のガーゼを除去する時、歯の麻酔や治療時になどに起こります。

血の気が引く・失神など、身近な例
1.長時間立っていると、運動による筋肉の収縮がないため、下肢に血液がたまり、頭部の血圧が下がっておこります。

2.排便時の迷走神経反射、排尿時の仙髄副交感神経反射いきんだ排便や、夜ビールなどを飲み大量に排尿した時など、腹圧が下がり、血液が腹部にたまり、血圧が下がったり、腹圧の急な変化が内臓の迷走神経を刺激して起こります。

3.咳による舌咽神経反射、咳で心臓を圧迫して、心臓の血液量が減って、血圧が下がって起こります。頚部の刺激で起こる頸動脈洞反射

4.きつくネクタイを締めた時や、急に頭を振り返ったとき等、頸動脈洞という頸動脈の圧力センサーが刺激されて、迷走神経反射がおこるものです。

5.冷水に顔をつける、眼球の圧迫、嘔吐などでもおこります。

主な失神を分類すると下記の様になります
1.神経起因性(NMS)(30-60%)
2.心臓性(10-30%)(心筋梗塞や不整脈)
3.起立性低血圧(2-20%)
4.脳血管機能不全(鎖骨下動脈盗血症候群,大動脈炎症候群)(1%)脳神経系障害(椎5.骨脳底動脈循環不全や、脳底動脈型片頭痛、一過性脳虚血発作,Shy-Drager症候群など)
6.低血糖
7.脱水、出血など
8.その他

この中で,NMSが最も多く,約半数となっているそうです。

過去のトラブルは、問診票にご記入をお願いします。早めに教えてください。

このような事がありますから、以前、歯科治療で何か異変を感じたことがあれば、あらかじめ教えて頂きたいのです。

問診票ダウンロード

また、治療中に異変を感じた時も、すぐ教えて頂きたいのです。よろしくお願いいたします。
 



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