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麻酔をすると、心臓がドキドキするのですが・・・。

同様な症状に、以下のようなものがあります。

救急処置が必要な病態から、しばらくすれば自然に回復する症状まで様々です。ですから、以前、歯科治療で何か異変を感じたことがあれば、あらかじめ教えて頂きたいのです。また、治療中に異変を感じた時も、すぐ教えて頂きたいのです。

麻酔薬のトラブル
1.アレルギー キシロカイン、防腐剤
2.血管収縮剤の作用
3.中毒
4.過換気症候群
5.神経心原性失神
6.その他

ここでは、血管収縮薬の副作用についてご説明します
麻酔をしたときに心臓がドキドキするのは、エピネフリンに過敏なのだと思われます。エピネフリン非添加の麻酔薬、メピバカイン製剤のスキャンドネスト(フランス製)という薬を用いるとよいでしょう。

エピネフリンというのは、血管収縮、気管支拡張、不整脈の治療などに用いられる薬で、アドレナリンというとご存知の方も多いでしょう。この薬がなぜ麻酔薬に 入っているかというと、麻酔薬の効果が延長するからです。

組織に入った薬液は、どんどん拡散し、血行を介して吸収され、やがて麻酔効果がなくなります。血 管収縮薬は、麻酔液が入った組織やその周囲の血管を収縮させ、麻酔薬の濃度が低下するのを防ぎ、その結果、麻酔時間の延長が得られるのです。

組織に注射するタイプの麻酔薬は、血管収縮薬が非添加ですと、作用時間が短くて、一般的には使いにくいので、血管収縮薬添加の製剤を使用するか、血管収縮薬非添加の靜注用製剤に血管収縮薬を添加して使います。

血管収縮薬は、エピスタとかボスミンなどの製品があります。目薬や点鼻薬にもアドレナリンとは違う成分の血管収縮剤が入っている事があります。ご注意ください。

平成18年4月1日から第十五改正日本薬局方により、エピネフリンはアドレナリンと名称変更されました。生化学分野ではアドレナリン、医薬品分野ではエピネフリンと言われる事の多かったのですが、日本国内ではアドレナリンに統一されています。

アドレナリンは日本人が世界で最初に結晶化に成功した副腎髄質ホルモンだそうです。
 



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