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2018年7月 1日

治療の注意点



歯周病とは

歯周病は、歯に付いた菌により、歯茎に炎症が起こり、
歯の周囲の骨・歯茎などが溶ける病気です

歯周病の困った事は...


・歯茎、骨が溶ける
⇒静かに進行するため、気が付きません
・口臭の発生
⇒歯周病が中程度以上だた、口臭が発生する事があります
・硬い物を噛むと痛い
⇒歯を支えた骨が溶け、歯が噛む力に耐えられないためです
・歯が抜ける
⇒義歯を使う事になります
・治療が非常にやっかい
⇒中程度以上の歯周病は、治療への歯茎の反応を確かめながら行いますので、予測がつきにくく、時間がかかります


などです


治療内容

プラークコントロールは必須です
種々の原因を除去していきます


・歯石、不適合な修復物
・歯並びの悪さ
・噛み合わせの負担、歯ぎしり
・口で息をする。(口呼吸)歯茎は乾燥に弱く、炎症が起こりやすくなります
・喫煙。抵抗力の低下
・糖尿病。抵抗力の低下
・食習慣。甘い物、軟かい物など、偏食や不規則な食事、健康状態の悪化など
・ストレス,体の抵抗力の低下,生活習慣の乱れなど
・その他


何か思い当たる事がありましたら、必ずご相談くださいませ

適切な間隔で歯周組織検査を行います
歯槽粘膜手術が必要な事があります
抜歯が必要な事があります。残せないと判断される歯です
負担過重を避ける必要がある事があります

歯を支える骨が溶けている場合は、噛む力の負担能力が小さく、歯を補強などする必要があります

・冠などの連結
・噛み合わせの面を小さく作る
・ブリッジの長さの短縮(矯正の必要があるかもしれません)
・インプラント、義歯などで固定する事もあります


治療範囲

・お口全体

治療期間


・プラークコントロール 5回
・初期の歯周治療、6~12回程度
・検査、必要な時にその都度
・歯周病が重度の場合は、治療の追加の必要があるかもしれません。
・修復処置は、必要な回数

代替案
・放置

ご注意点・デメリット

・プラークコントロールは必須です
・重い歯周病は、時間がかかります、歯周病が軽い方は、比較的早く終わります
・歯がしみる事があります、歯石除去などの後に起こりやすいものです
・歯茎が下がる事があります(歯の根が長く見える事があります)
・歯周病では、歯茎が腫れています
・その腫れが引くと、歯茎は縮みます
・歯茎が縮むと、根が治療前よりも長く見える事があります
・治療後は、メンテナンスが必須です
・定期的な歯周組織検査、レントゲン撮影、必要な処置、トラブルに対するメンテナンスも行います

ホワイトニング

治療内容 期間

・薬剤は、主に過酸化水素系
・2~3段階の明るさが増すと言われています (シェードガイド、歯の明るさの物差しで)
・歯へのダメージが少なく、安全とされています


当院のホワイトニングは、以下の両方を行います。
・医院で行うオフィースホワイトニング
⇒早く白くするため

・ご家庭で行うホームホワイトニング
⇒白さが長持ちするため


オフィースホワイトニングには2タイプあります。

1、Ken'sホワイトニング 

・歯を明るくする。
・オフィースホワイトニングを週1回を3回。
・痛みが少ない。
・施術後コーヒーなどOK。


2、SAIホワイトニング

・歯を白くする。黄色味の強い歯に有効。
・オフィースホワイトニング1回。
・痛みが出やすい。歯肉のカバー(歯肉ダム)が必要。
・施術後、色素の強いため物などはだめ。
・ホームホワイトニングは、1日1~6時間を、14日間。

治療範囲

・上下の、前から数えて4番目の歯から、反対側の4番目までの、歯の外側に行われます。


代替案

・研磨による着色除去
⇒歯の表面の汚れを取るだけですので、歯を白くする事にはなりません。
・セラミッククラウンやラミネートベニアによる修復処置
⇒歯を削る必要があります。

デメリット・ご注意点

・歯が黄色やグレーの場合は、ホワイトニングはお勧めしません
・黄色やグレーの歯は白くなりにくい事が分かっています
・縞状に黄色やグレーがある場合は、縞模様が、逆に目立つ事があります
・レジン充填、ラミネートベニア、クラウンなどをお考えください
・歯の表面に白斑が出ることがあります、歯の表面の石灰化の差によるものです
・ホワイトニングを中断し、数か月待つと、まわりになじんできます
・色の違いが、目立つときは、削って充填などをする必要があります
・効果に個人差があります
・歯の質や色によって、白くなりにくい事があります
・人工物は白くなりません
・歯に充填物があったり、クラウンがある場合は、その場所は白くなりません
・詰め物と歯の色に違いがでますので、人工物を、白くなった歯に合わせて、やり直す必要がある事があります
・歯がしみる事があります
・歯がしみる時は、一旦中断すると、数日で症状がおさまります
・症状が治まってから、再度行います
・歯の知覚過敏がある時は、さらにしみる事があります、早急にご相談ください
・薬剤が歯茎についたら、すぐ拭き取り、うがいして下さい
・すぐ拭き取って、十分にうがいをして、薬剤を洗い流してください
・歯茎が白くなる場合があります。数日から数週間で元の歯茎の色に戻ります
・目に入ったり、飲み込んだりしない様にしてください
・子供さんの手の届く所に保管しない様にお願いします、子供さんには使用できません
・ホワイトニングジェルの保管は、冷暗所にお願いします
・妊娠中などは行いません
・妊娠の可能性がある時、妊娠中、授乳中は行いません、時期をずらして行いましょう
・色の後戻りがあります
・白さは、長期的に後戻りします
・その場合は、再度ホワイトニングする事で、白さを保つことができます
・後戻りの程度は、その方の生活習慣(歯の性質、食生活、嗜好品)などによって変わります
・ホワイトニング後24時間は、色の濃い食べ物、喫煙は避けてください
・SAIホワイトニングの禁止事項です、Ken'sホワイトニングはOKです


コンポジットレジン充填

治療内容

概要

・レジン充填は、比較的小さな穴を詰めるものです。
・粘土状のレジンを、穴に充填し、450nm~500nmの波長の青い光を照射し、固めるものです。
前処置
・前歯の充填前には、ホワイトニングを行い、歯を白くします。
・歯の色は、千差万別です。その多様な歯の色に、充填物の色を1回づつ合せるのは、とても困難です
・ホワイトニングすれば、歯の色は、ある一定範囲の白さになり、充填物の色を合わせることが容易になります。
・その結果、本来の、隙間なく精密に充填するという事に、集中できるようになります。

強度

・臼歯部用コンポジットレジンは、小範囲であれば、噛む力に耐える強度を持ちます。


色調

・前歯にも使える美しさがあります
・臼歯は、見えにくいので、多少の色の差はご容赦願います
・臼歯の形は、前歯より複雑な事が多く、充填操作が難しくなります
・色より、きっちり充填する事に、集中させて下さい

・治療直後は、色が合いませんが、しばらくすると同じ色になります
・治療前に歯の色をチェックし、充填物の色を選択しています
・治療直後は、歯の乾燥のため、充填物より、歯の方が白っぽく見えます
・このため、充填物と歯の色が合いません
・治療が終わると、歯は本来の色にもどり、充填物の色と同じになります

成分

プラスチックとシリカ粉末が主成分です


治療範囲

できるだけ、小さな穴で済ませます
顕微鏡で見ますので、小さく精密な治療ができます
治療の穴は、虫歯の大きさより、少し大きくなります

・虫歯の穴の奥が見えるように、入口を広げます。
穴の奥が見えなければ、虫歯が残ってしまうからです

・器具が入る様に、入口を広げます。
器具が入らなければ、治療ができないためです

・虫歯の穴の縁が、平滑な面になる様に、整えます
歯と充填物の、精密な適合を得るためには、穴の縁の平滑さが大切になります

・歯の色と、充填物の色が合いやすいように、薄く広い斜面を作る事があります
充填物の色が歯の色と違うと苦情がでますので、色を合わせる事も大切な治療の一部です

・その他


治療期間

・一か所につき、おおむね、1回で済みます
・1本の歯に、虫歯が2か所ある場合などは、2回になります

~治療が伸びる場合~
・歯茎から出血などのため、乾燥した環境が得られない場合
・虫歯が深く、神経を保護する対策が必要な場合
・色が合わない場合
・その他


代替案
・セメント充填
当院では、最終的な治療として、セメント充填は行いません
不透明な白色で見た目が良くなく、耐久性も劣ると思われます
(歯髄保護のための観察期間に充填し、暫間的セメント充填として用いる事があります)

・臼歯部咬合面の場合、金属やセラミックインレー
臼歯部咬合面の小さな穴に用います
インレーの場合ですと、治療が2回かかりますので、費用も多くなります

・クラウン
前歯の部分的な穴については、クラウンは歯を削りすぎると思われます


デメリット・ご注意点
・コンポジットレジンは、大きな穴に使うと、歯が割れる事があります
硬さがセラミックなどより劣るため、歯にしなる力がかかり、割れやすくなると言われています

・コンポジットレジンは、多少変色することがあります
(以前よく見られていた変色は、近年では、とても少なくなっています)

・ラバーダムが必要です
コンポジットレジンの歯への接着は、湿気が厳禁です
ラバーダムは、湿気を防ぎ、接着を確実なものにします



セラミック修復

治療内容

・インレー、アンレー、クラウン、ブリッジは、中程度以上の虫歯、根管治療後など、歯の形を整え(削り)、型を取り、セラミックの歯を作成し、歯に接着するという治療です。
・セラミックは、臼歯にも使える強度と、清潔さ、白く前歯にも使える美しさがあります。
・セラミックは、金属アレルギーを生じにくいと言われています

清潔さ

  ・研磨したセラミックの表面は、ツルツルでとてもなめらかです
・細菌がつきにくく落としやすいので、清潔のためにはとても良いと思われます

強度

・E-maxというセラミックは、エナメル質より少し強めという強度で、弱すぎもせず強すぎもせず、中庸の硬さです
・インレー、前歯から6番までのクラウンなどは、E-maxなどを、使用します
・ジルコニアは、E-maxの4倍程度の強さがあります
・ブリッジや、(7番などのクラウン)などは、壊れないように、より強度の高いフルジルコニアなどを用います
・以前は、セレック、エンプレスといった、強度の弱い製品を使用したことがありますが、インレー、クラウンの両方ともよく破損しました
・破損を防ぐためには、より強度をもたせるため、歯を余分に削らないといけませんでした
・このため、できるだけ歯を削らなくて済むように、現在はE-max以上の強度の製品を使用しています

すり減り方

・E-maxは、硬さが歯とよく似ているため、歯と同じようにすり減るのではないかと思われます。
・ジルコニアは、歯の数倍の硬さなので、歯よりもすり減りにくいと思われます。
・ジルコニアを使う場合は、定期的に噛み合わせのチェックを行った方が望ましいと思われます、メンテナンスにお越しくださいませ (当院では、今までジルコニアを使ったことによる、噛み合わせのトラブルは起きていません。)

・前歯にも使える美しさがあります。
・長期的に、変色する可能性がほとんどないと思われます

成分

・商品名としては、E-max、ジルコニアを用います。
・アルミナ、リューサイト、リチウムジシリケート、ジルコニアなどが主成分です

接着剤

・コンポジットレジン系の接着材が用いられます。


治療範囲

虫歯の穴を含み、少し大きめの穴になります。
・箱型に削る必要があるからです。
セラミックのブロックをはめ込むため、外開きの箱型にする必要があります。
・セラミックは、ある程度の厚みが必要だからです
金属の詰め物を、セラミックにする場合は、少し大きめの穴になります。
歯と同等な硬さであるE-maxは、ある程度の厚みが必要なためです。
セラミックは、金属の様に、薄く尖らせる事ができません。
・抜髄や根管治療の歯
歯の外側を、台形に削除する必要があります。
神経のない歯は、割れやすくなると言われていますので、コアを内部に入れ、クラウンで外側から包み、歯の内外から接着することで、歯の破折を防ぐと言われています。


治療期間

治療はおおむね、3回かかります。(虫歯の除去、型取り、装着)


治療が伸びる場合

・歯茎から出血などのため、乾燥した環境が得られない場合。
・虫歯が深く、神経を保護する対策が必要な場合。
・色が合わない場合
・その他


代替案
メタルインレー、アンレー、クラウン
メタルボンド、レジン前装冠

・修復物は、銀や金の金属色です。
・金属を含む修復物は、時々、アレルギー、扁平苔癬、掌蹠膿疱症を引き起こす可能性があると思われます。
・歯茎や歯が黒くなることがあります。この黒色を除去するのはとても困難です
・治療費はほとんど変わりません。技工料が多少安くできます

硬質レジンジャケット冠


・セラミックの方が、耐久性、清潔さに勝ると思われます。
・治療費はほとんど変わりません。技工料が多少安くできます。


e-maxアドオン ジルコニア


・高強度のジルコニアを芯に使い、歯と同程度の方さのE-maxを噛み合わせ面に使うものです。
・強度がありますから、ブリッジにも使えます。
・構造が複雑になりますから、技工料金が高くなります。


デメリット・ご注意点

・歯を削る必要があります。
・セラミックの小片をはめ込みますので、インレーだと箱型に、クラウンだと台形に、歯の形を整えます。
・セラミックの厚み分(1-2mm程度)は、歯を削る必要があります。
・フロスで段差を感じる事があります。
・歯と修復物の境目で、歯頸部のエナメル質の盛り上がりを表現した場合(歯茎の保護のために必要です。)、フロスで段差を感じますが、フロスで清掃して頂ければ、問題はないと思われます。
・しかし、フロスが切れるようでは、歯と修復物の間に隙間がある事を示しますので、望ましくないと思われます。
・仮止めができません。
・金属冠の様に、仮止めして、しばらく様子をみるという事ができません。
・型を取ると、次には冠を歯に接着します。
・当院では、噛み合わせに問題が生じない様に、あらかじめマウスピースで咀嚼筋の過緊張を除去するようにしていますので、今まで、仮止めができない事による噛み合わせの問題はおきていません。
・ブリッジは、ジルコニアで制作します。
・ブリッジや、(7番などのクラウン)は、E-maxでは、強度が足りません。
・現在の所、フルジルコニアは、透明でない白色です。
・今まで、フルジルコニアブリッジを奥歯に使い、色について苦情はありません。
・前歯に使えるほど自然ではありません。
・ヒビ割れたり、欠けたりすることがあります。
・セラミックは陶器と同じ性質なので、曲がらず、ヒビが入ったり、割れたりします。
・今の所、当院では、前歯から6番までの場合E-maxが破損したケースはありません。
・10年以内は、規定の低料金で再製作します。
・歯ぎしり、かみしめなどがひどい方は、治療後もマウスピースが必要な事があります。
・割れ、歯へのダメージを防止するため、就寝時にマウスピースの装着をお勧めします。
・治療時に、ラバーダムが必要です。
・コンポジットレジンの歯への接着は、湿気が厳禁です。
・ラバーダムは、湿気を防ぎ、接着を確実なものにします。
・セラミックはツルツルしているので、手が滑って口腔内に落下し、飲み込んだり、気管に入ったりする事があります。これを、防止するため、ラバーダムを使います。


根管治療(歯の神経の治療、歯の根の治療)

治療内容

根管治療は、歯の根を使えるようにする治療で、抜歯や骨髄炎などを防止する事ができます。

根管治療が必要な場合

・神経を取る(抜髄)
深い虫歯で、歯の神経に菌が入り、歯が痛む場合
覆髄処置で治りきらなかった場合などです

・根や根尖周囲の化膿を治す(感染根管治療)
レントゲン上で、根の先(根尖)に黒い影が見られる場合
根尖が化膿している事を示す場合があります
根の中に、根管充填剤が十分に充填されていない場合など

・根の先を切断し、感染部を除去する(歯根端切除)

根管治療で治りきらない場合
根尖病変が大きい場合など

上記の小手術が必要な事があります (根管内細菌検査による、根管充填の時期の判定)

根管充填前に、根管内に菌がいない事を、根管内細菌検査(菌の培養)で確かめます
菌の培養は、根管内を洗浄後、無菌の紙片に根管内液を浸み込ませ、37度で培養し、菌が見られるかどうかで、判定します

通常、根管充填の時期の判定は、ファイルによる根管壁の切削片が、
汚れた色から白くなり、根管洗浄が終わったら、根管充填に移る医院が多いのです

しかし、この方法では、菌を培養しないため、無菌であるか確かめられないと思われます

さらに、根管治療が失敗すると、冠などを壊して、再度、根管治療しないといけません
このため、根管内が無菌であるかの判定はとても重要だと思われます

以上の様に、当院では、念を入れて、S培による根管充填の時期を判定しています
(S培はとても煩雑で費用がかかるので、通常は、行っている歯科医院は少ないと思われます)

治療範囲

・問題の歯の、歯の頭(歯冠部)から根の先(根尖)まで、治療が行われます
・歯根端切除の場合は、歯茎の外側を切開し、悪い根の先を切り取ります


治療期間
ステップ1、
修復物や虫歯の除去と、隔壁の作成。
修復物や虫歯を除去し、清潔な根面を得ます。菌が入らないようにする壁(隔壁)を作り、仮の冠を作ります。
ステップ2、
根管拡大、根管洗浄。根間内の充填物や汚物を除去します。
ステップ3、
根が複数ある歯は、それぞれの根管に、根管拡大、根管洗浄を行います。
ステップ4、
細菌検査をし、根管充填。清潔になった根管を、充填剤で封鎖します。
ステップ5、
コア。 歯の内部の空洞に、ファイバーポストによる芯と、接着性レジンにより、内部を固めます。仮歯を作ったり、歯の型を取ったりします。

代替案

抜歯、放置、観察。
・保存できる歯を抜くのは好ましくありません。
・放置やただ観察するのは、病状を悪化させることがあります。
・根管治療せずに冠だけ作る。
・先に根の治療を済ませて、修復物を製作するのが望ましいと思われます。
・根の治療をするためには、歯の頭(歯冠)に穴をあけなければいけません。
・先に修復物を作ってしまったのでは、後から根の問題が起こった時、修復物を壊す事になりますので、修復物だけを先に作るのは得策ではありません。


デメリット・ご注意点

・ラバーダムが必要になります。
・治療回数がかかる治療です。
・治療が難しい事が多いからです。根管は、単純でまっすぐな管ではありません。
・細かったり、曲がっていたり、閉鎖していたりという異常がよくありますので、とても治療に時間がかかります。
・治療後、痛むときは、鎮痛剤を服用ください。
・数日は痛むことがあります。

・レントゲンを用います。
・根は骨の中にあるため、目で見る事ができません。術中、術後に、レントゲンを数枚撮影する必要があります。
・ファイルという細長い針金が、折れる事があります。
・もし折れた場合は、除去するよう努力します。
・まれに、除去できない事がありますが、よく消毒して、防腐剤で根管充填し、その歯を使っていく、または歯根端切除が必要となります。
・根管治療で治りにくい場合は、歯根端切除や抜歯が必要になる事があります。
・根尖の病変が大きすぎる場合は、治りが悪いと言われています。
・病変部が膿を持つと、膿石が、根の外側に着く事があります。これは根の外面なので根管治療では、取り除けません。

その他。
・根尖の病変がどの位の早さで進行するかは、不明な事が多いと思われます。
・元気な時は何もないが、体調が悪いと化膿し、口の中に膿が出る事もあります。
・長く放置すると、膿石が根外面にでき、治りにくくなる事も考えられますので、早めの治療が望まれます。

・歯を削ります。
・根管に器具が届くように、歯の中央に大きな穴ができます。
・根管内は、各種の器具が入る太さに拡大されます。
・冠を作る場合、冠の厚み分の削除が必要です。
・神経を取った歯はもろくなると言われていますので、歯の内外から接着して補強します。

歯を補強するため、
・歯の内部はコアを接着し、
・歯の外部からクラウンでくるむ様に接着して、
歯を守る方法がとられます。
(当院では、大きな虫歯でも、間接覆髄により神経を生かす治療をしていますので、神経を取る(抜髄)事が、非常に少なくなっています。)

抜歯について

・術前に鎮痛剤を飲んで頂いています
。 ・麻酔が切れる数時間後には、鎮痛剤がすでに効いています。
・術後に、鎮痛剤、薬の説明書、ガーゼを、お渡しします。
・その後の鎮痛剤の服用は、食後に所定の量を服用ください。痛みがなければ、服用の必要はありません。
・抗生物質は、薬の項目でお話します。

・ガーゼは、止血のため、30分くらい噛んだままになさってください。その後、ガーゼは捨てて頂いて結構です。
・もし、出血が続くようでしたら、ガーゼを4つ折りに折りたたんで、抜歯部位にあて、しっかり噛んでください。通常、30分程度で、止血します。
・うがいを何度もすると、抜歯場所の血の固まりがとれて、治りが遅くなったり、痛みがひどくなったり(ドライソケット)します。うがいは軽くお願い致します。
・麻酔は、2~3時間程度は効いています。感覚が麻痺していますから、熱いものが分かりません。火傷にご注意ください。
・また、食事中に、麻酔が効いた唇や頬を噛んでも分かりませんので、怪我にご注意ください。
・もし、痛みや腫れがあって、患部を冷やしたい時は、冷たいタオルで軽く冷やしてください。
・氷で冷やしすぎると、血行が悪くなり、痛みが増すと言われますので、ご遠慮ください。
・血圧が上がると、後から出血が始まる事があります。血圧が上がるような、激しい運動、長い入浴、飲酒などは、お避け下さい。
・お薬は決められた通りに、最後まで服用ください。
・何か異常(湿疹、かゆみ、下痢、腹痛)があったら、すぐ、ご連絡ください。
・歯磨きは、抜歯の場所に当たらない様に、行って下さい。


治療前のお願い


1、治療前には、歯磨きをして、お口の菌を減らしてください。
2、治療の日は、良い体調でお願いします。(十分な睡眠と食事)
体調が悪いと、トラブルにつながります。
3、体調がすぐれない、持病のある方は、必ず歯科医にお伝えください。


ブリッジ、インプラント、義歯

メリット デメリット

歯がない所に歯を作る方法は、3つあり、下記の特徴があります。


1、 ブリッジ


・例えば1本の歯がない時、両隣の歯を削り、3本のつながった冠をかぶせるものです。
・歯やインプラントを、土台として、使います

メリット


・取り外しの必要がなく、普通の歯と同じように使えます

デメリット・ご注意点


・歯を支台に使う場合は、両隣の歯を削らないといけません。
・歯と同じように、お手入れが必要です。
・ご自分の歯の部分は、虫歯や歯周病の可能性があります。
・橋の部分(ダミー・ポンティック)は、両隣とつながっています。食物が入ったりします。
・フロスはダミーの下に通す事になります。
・抜歯後ブリッジを作る場合は、抜歯の穴(抜歯窩)が治るまで待つ必要があります。
・ダミーと歯茎の形がよく合う様に、歯茎の形を整える事があります。
・歯の形は、元の歯と全く同じにはなりません。異物感がある事があり慣れも必要です。
・多くの歯がない時は、インプラントと組合せます

2、 インプラント


・インプラントの種類や、インプラントを行う場所によって、インプラント埋入直後から力をかける事ができるものから、数か月待って歯を作る方法などがあります。
・骨の状態によっては、各種手術が必要になる事があります

メリット


・両隣の歯を削る必要がありません。
・クラウンやブリッジの場合は、取り外す必要がありません。
・義歯を内面から支える事もあります

デメリット・ご注意点


・インプラント埋入の手術をする必要があります。
・歯と同じように、お手入れが必要です。
・インプラントの歯周病(インプラント周囲炎)の危険性があります。
・歯の形は、元の歯と全く同じにはなりません。異物感がある事があり慣れも必要です

3、 義歯


・クラスプデンチャー。
歯に義歯を結ぶバネ(クラスプ)があり、銀色の金具が見える事があります。
・ノンクラスプデンチャーは、金具が見えません。
歯茎に接する部分の種類として、
・ソフトデンチャー。少し柔らかい。
・レジン床義歯。プラスチックの義歯。厚みが必要。
・金属床義歯。左右の連結部分が金属でできていて、薄くて強い。
・この他、色んな工夫をした義歯があります

メリット


・歯を大きく削る必要がありません

デメリット・ご注意点


・義歯を支える金具(レスト、クラスプ)を、歯にかける場所は、多少のくぼみが必要ですので、歯にくぼみをつけます。
・歯に義歯を連結しますので、歯に負担がかかる事があります。
・取り外し式。
・義歯の清掃。義歯を外して行います。
・歯の清掃。義歯をひっかけている歯は、虫歯や歯周病になりやすいので、念入りな清掃と、メンテナンスが必要です。
・義歯は、多少の違和感があります。
・外れやすかったり、噛んだら痛かったり、食べ物が義歯と歯茎の間に入ったりすることがあります。
・顎の骨は少しづつやせますので、義歯を合わせ直します。抜歯した等、変化が大きな場合は、再製作が必要な事があります。


治療範囲

・1本の歯の欠損から、全部の歯がない(無歯顎)まで。

治療期間

・ブリッジ
⇒奥歯の簡単なもので3回程度
・インプラント
⇒インプラント埋入手術後、すぐに使えるものから、数か月まって歯を作るものまであります。
・義歯
⇒小さなもので3回程度、総義歯で5回程度。その後調整に3回以上はかかります。


代替案

・欠損の放置
⇒通常は、欠損の放置すると、歯の移動が起こり、噛み合わせが乱れますので、好ましくありません。
一番最後の歯だけがない、大臼歯連続2本がないケースなど
必ずしも、歯を補う必要がない場合もあります。詳しくはご相談ください。



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