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2012年5月30日

無痛の親知らずの抜歯編です。

伝達麻酔を工夫する事により、わずか1本(1.8ml)のカートリッジで、左下の顎全体の麻酔を効かせる事ができる様になりました。新しい麻酔法は、近位伝達麻酔法と言います。

抜歯後の、患者さんとのツーショットです。痛くなく抜歯できたので、お喜びです。

抜歯後、院長との2ショット

では、どんな、親知らずだったのでしょうか?

1、よくある親知らずです。

親知らず

こんなタイプの親知らずの抜歯は、そんなに難しくありません。親知らずの頭(歯冠)の大部分が見えています。
難しいのは、歯茎に隠れて全く見えない、レントゲンで見ると、真横になっている、という親知らずです。
すでに、麻酔は充分効いています。

2、分割抜歯

分割抜歯

7番目の奥歯(第2大臼歯)の後ろに、親知らずが食い込んでいますので、親知らずの歯冠を適切な大きさだけ、落とします。

3、分割片の除去です。

分割片の除去

歯冠の一部は、確実に取り出します。

4、いよいよ抜歯です。

親知らずの抜歯

へーベルとか、エレベーターと呼ばれる抜歯用器具で、親知らずを穴から取り出します。

5、出てきました。

親知らずの抜歯


6、抜歯後の穴です。


抜歯後の穴

削除粉や、親知らず周囲にいた菌を、きれいに洗浄します。
穴は、数か月後には、何事もなかったかのように、平らになります。

7、抜歯後は、ガーゼを噛みます。

抜歯後ガーゼ

止血のため、ガーゼを噛みます。

8、親知らずと削除片

親知らずと削除片

短くずんくりとした、かわいい親知らずでした。

9、伝達麻酔の進化

以上の、親知らずの抜歯は、麻酔から、全く無痛で治療できました。伝達麻酔の進化のおかげです。

今回の下顎孔伝達麻酔法は、近位伝達麻酔法と言います。針の入れる深さは浅く、薬液の量が少なくても、安全に適切な麻酔が得られるものです。

以前の下顎孔伝達麻酔は、針を入れる深さも深く、量も数倍必要でしたし、神経を傷つける可能性があったので、敬遠されがちだったのです。

10、新しい下顎孔伝達麻酔の特徴

・安全。針を深く入れないので、神経に針先が当たる事がなく、安全です。 ・確実。麻酔が効かず、麻酔のやり直しという事がほとんどありません。時間の節約にもなります。

今回は、念のため、浸潤麻酔を、外側寄りにもう1本追加してあります。

11、麻酔法の研究

当院の様に、無痛麻酔、無痛治療を心がける医院は、常に麻酔法の研究をおこたりません。 最近では、麻酔も、顕微鏡を用いて行うようになりました。針先の繊細な扱いができるのです。


12、ご注意


当院は、「お口全体」の歯を長持ちさせようという、自由診療の歯科医院です。
親知らずの抜歯だけという単発のご依頼は、お引き受けかねますので、よろしくお願いいたします。

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アルパーク歯科・矯正歯科 院長 亀田浩司

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