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2015年10月23日

被せ物の付け根が黒い 審美的改善も行なうアルパーク歯科です

・20年以上前に被せた前歯の被せ物の付け根が黒く、とても気になっている

・虫歯になってるのではないか心配、マイクロスコープを使うアルパーク歯科で治療したいと思った

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2015年10月12日

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以前から上顎前歯のセラミックスの冠(メタルボンドポーセレン)2本の付け根が黒いと気にされていました。かれこれ25年前に保険外治療で被せられたとのこと。セラミックスの色合いは25年前とおそらく変わらず、表面も大変きれいですが、その冠の縁と歯のつなぎ目が見えてしまっています。

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マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)で拡大して確認しました。(歯科医側から撮影しているため上下逆さまです) 歯の付け根が虫歯になっていて黒いのでは?と心配されていましたが、虫歯で黒いのではなく、色合いが暗いご自身の根面の部分が露出して黒く見えている状況です。この2本は神経が取ってある歯のため、神経が残っていて血流がきている歯よりも、根の色が茶色い傾向にあります。一部分、歯とのつなぎ目に段差があり、ぴったりではない状態です。

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本日もラバーダムを装着して、この2本の被せ物を外していきました。

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切れ込みを入れていきます。中に金属のフレームがあって、その上にセラミックスを焼き付けているタイプの被せ物です。フレームにはゴールドが使われており、25年前治療された先生もその時代にある材料のなかで一番いいものでこだわり、被せた形跡がみられます。

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切れ込みを入れて外します。削ると金属の粉がたくさん出ます。ラバーダムをしていると、この金属の粉がのどの奥に流れ込むことがありません。治療中の金属アレルギー対策にも、ラバーダムは大変有効です。

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被せ物を外すと、銀色の土台が見えてきました。銀を含む金属は腐食してイオンが溶け出すこともあり、その周りがが黒ずんでしまっていることもあります。その溶け出した金属のイオンのせいで歯茎が黒く見えてしまうこともあります。 今回は幸いそのようなことはありませんでした。広島のアルパーク歯科ではこのような金属は使いません。土台にはグラスファイバーとコンポジットレジンを、被せ物にはオールセラミック使います。写真の矢印の部分に虫歯(二次カリエス)が見られました。被せ物と歯との間に隙間があったのでしょう。

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歯を真上から見ています。左側の歯も、矢印の部分に虫歯ができています。神経が残っていない歯は、虫歯が進行しても痛みを感じないのが難点です。

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古い接着剤も取り除き、歯の形を整えていきました。金属の土台は次回外していく治療計画です。

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肝心の付け根部分は、注水を止めて、ダイヤモンドの目の細かいバーを低回転で使いながら慎重に形成します。本日はまだ仮の形成です。今後は、土台を外し、根管治療を進めます。根の治療が終わったら、グラスファイバーの芯で補強し(ファイバーポスト)、もう一度この付け根部分を適切な深さに滑らかな形に整えて型を採ります。最後はe-maxフレームのオールセラミックスクラウンを被せる計画です。

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前から見えない裏側の部分は、ミラー視で確認しながら形を整えました。

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ひとまず仮の形成が完了しました。歯と被せ物のつなぎ目は、歯肉の高さより0.5mm程度下に設定し、前から見えないようにしています。次回からこの金属の土台(メタルコア)を外していきます。その際、虫歯がないかどうか最終確認を行います。

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レジンで仮の歯を作りました。入っていた25年前のクラウンよりもきれいだと喜んでいただきましたが、歯の付け根部分が黒く見えないだけで印象がずいぶんと変わるものです。
これでも、他の歯に比べると歯茎の部分が若干暗く見えます。縁下歯石と言われる黒くなった歯石が原因のときもありますが、この治療の前に歯石はしっかり取り除いているので、おそらく、茶色くなった根面が歯茎から透けてこのように見えるのでしょう。次回、金属の土台も外して歯根の状況を確認してから、改善できるものかどうか判断したいと考えています。


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アルパーク歯科・矯正歯科 院長 亀田浩司

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